前回の記事で、税務署からの電話をきっかけに「電子申請」の重要性をお伝えしました。そこでまず必要になるのが、法人共通認証基盤である**「GビズID(gBizIDプライム)」**です。
幸い、弊社ではすでに取得済みですが、これから準備する方や「どうやって取ったの?」と聞かれた時のために、具体的な手順と注意点をまとめました。
まず知っておきたいのが、IDには種類があるということです。会社として電子申請をフル活用するなら、**「gBizIDプライム」**一択です。
gBizIDプライム: 行政手続き(社会保険・補助金など)のすべてが可能。(法人の代表者向け・印鑑証明が必要)
gBizIDメンバー: プライムから発行される、従業員用のアカウント。
gBizIDエントリー: 即時発行できるが、機能が限定的(補助金の試行など)。
弊社が実際に行った、gBizIDプライム取得の流れがこちらです。
入力が終わるとPDFの申請書が作成されるので、印刷します。ここがポイントで、「実印(代表者印)」の捺印が必要です。
デジタル化のためのIDなのに、最初は「郵送」が必要なのが意外な落とし穴です。
作成した申請書(実印捺印済み)
印鑑証明書(発行日より3ヶ月以内の原本)
(チェックリスト)
これらを「GビズID運用センター」へ郵送します。
郵送から1週間〜2週間ほど(時期によります)で、代表者宛にメールが届きます。メール内のURLをクリックしてパスワードを設定すれば、ついに「GビズID」の誕生です!
実際に手続きをした際、以下の点に注意が必要だと感じました。
印鑑証明書の有効期限: 「3ヶ月以内」の原本が必要です。わざわざ取りに行く手間を考慮して、早めに動くのが吉です。
住所の完全一致: 登記簿上の住所と、入力した住所が1字1句(「1丁目1番地」か「1-1」かなど)違っても差し戻される可能性があります。
スマホ(または携帯電話)が必須: ログイン時にSMS(ショートメッセージ)による2段階認証が必要です。会社の共通スマホか、担当者の携帯を登録する必要があります。
IDが手元に来たら、いよいよ「攻めのバックオフィス」の開始です。
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「GビズID」の取得自体は、一度やってしまえばこっちのもの。最初だけ「郵送」や「実印」というアナログな壁がありますが、それを越えればデジタルな快適さが待っています。
弊社もこのIDを使って、どんどん事務作業を効率化していく予定です!
次回へつづく……。