「GビズID(プライム)」を取得すると、これまでバラバラだった行政サービスに、たった一つのIDとパスワードでログインできるようになります。
特にバックオフィス業務を劇的に効率化する、代表的なサービスをご紹介します。
最も利用頻度が高く、恩恵が大きいのが「e-Gov(イーガブ)」です。
社会保険(年金事務所): 健康保険・厚生年金保険の資格取得・喪失、算定基礎届、賞与支払届。
雇用保険(ハローワーク): 従業員の入退社手続き、離職票の発行申請、育児休業給付の申請。
労働基準監督署: 36協定(時間外労働届)や就業規則の届出。
メリット: 2026年現在、e-GovはUIが改善され、GビズIDがあれば電子署名用の証明書(有料)なしで申請できる手続きが大幅に増えています。
会社を成長させるための資金調達も、今やオンラインが当たり前です。
jGrants(Jグランツ): 経済産業省をはじめとする全国の補助金を検索・申請できるシステム。
対象となる補助金:
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)
ものづくり補助金
事業再構築補助金
メリット: 郵送での申請は一切不要。進捗状況もマイページから一目で分かります。
2026年、ついに税金関係との連携も本格化しています。
e-Tax(国税): 法人税や消費税の申告。これまでは専用の「利用者識別番号」が必要でしたが、GビズIDとの連携によりログインが簡略化されています。
eLTAX(地方税): 法人住民税・事業税の申告。全国の自治体へ一括でデータを飛ばせるため、支店が多い会社には必須です。
意外と知られていないのが、自社の情報を管理・活用できるサービスです。
gBizINFO: 法人の基本情報だけでなく、過去の表彰歴や採択された補助金情報などが一元化されています。取引先が自社の信頼性を確認するために参照することもあります。
保安ネット: 産業保安(高圧ガスや電気工事業など)に関する手続き。
農林水産省共通申請サービス: 農業関連の補助金や認定申請。
DX推進ポータル: 自社のデジタル化診断や「DX認定」の申請。
これらすべてのサービスに、「あのパスワードなんだっけ?」と悩むことなくアクセスできるのが、GビズID最大の魅力です。
さて何から挑戦してみようかな。
次回へつづく……。