2026.07.14RGBとCMYKの違いとは?Webと印刷で色が変わる理由TECH BLOG

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RGBとCMYKの違いとは?Webと印刷で色が変わる理由

デザインやWeb制作をしていると、「RGBで作ってください」「印刷するのでCMYKにしてください」と言われることがあります。

どちらも色を表現する方法ですが、仕組みが異なるため、同じデザインでも色の見え方が変わることがあります。今回は、RGBとCMYKの違いについて解説します。


RGBとは

RGBは、光の三原色で色を表現する方式です。

  • R(Red:赤)
  • G(Green:緑)
  • B(Blue:青)

この3色の光を組み合わせることで、さまざまな色を表現します。光をすべて重ねると白になり、このような表現方法を加法混色と呼びます。

RGBが使われるもの

  • Webサイト
  • パソコンのモニター
  • スマートフォン
  • テレビ
  • タブレット

画面上で見るものは、基本的にRGBで表示されています。


CMYKとは

CMYKは、インクの4色で色を表現する方式です。

  • C(Cyan:シアン)
  • M(Magenta:マゼンタ)
  • Y(Yellow:イエロー)
  • K(Key Plate:ブラック)

インクを重ねて色を作るため、色を重ねるほど暗くなります。このような表現方法を減法混色と呼びます。

CMYKが使われるもの

  • チラシ
  • ポスター
  • 名刺
  • パンフレット
  • カタログ

印刷物は基本的にCMYKで作成されます。


RGBとCMYKの違い

項目 RGB CMYK
色の作り方 インク
表現方法 加法混色 減法混色
使用されるもの Web・モニター 印刷物
色の鮮やかさ 鮮やかな色が表現できる RGBより表現できる色が少ない

なぜ印刷すると色が変わるの?

「画面では鮮やかな青だったのに、印刷したら少しくすんで見える…」という経験はありませんか?

これは、RGBで表現できる色の範囲(色域)がCMYKより広いためです。

RGBではディスプレイの光によって鮮やかな色を表現できますが、CMYKはインクで色を再現するため、RGBとまったく同じ色を表現できない場合があります。

特に次のような色は変化しやすい傾向があります。

  • 鮮やかな青
  • 蛍光色
  • ビビッドな緑
  • 明るいオレンジ

そのため、画面と印刷物で多少色が異なるのは珍しいことではありません。


印刷物を作るときのポイント

印刷物を制作する場合は、最初からCMYKカラーモードで作業すると、完成時の色味との差を少なくできます。

また、RGBで作成したデータを最後にCMYKへ変換すると、想像以上に色味が変わることがあるため注意が必要です。

クライアントへデザインを確認してもらう際も、「画面と印刷では色味が多少異なる場合があります」と事前に伝えておくと安心です。


まとめ

RGBとCMYKは、どちらも色を表現する方法ですが、用途が異なります。

  • RGB:光で色を表現するため、Webサイトやスマートフォンなどの画面表示に使用される
  • CMYK:インクで色を表現するため、チラシや名刺などの印刷物に使用される

Web用のデザインなのか、印刷用のデザインなのかを意識して適切なカラーモードを選ぶことで、完成後の「思っていた色と違う」というトラブルを防ぐことができます。