2026.01.31アルゴリズム #1TECH BLOG

アルゴリズム #1|プログラミングの前に考える「手順」の話

プログラミングを学び始めると、
「いきなりコードを書くもの」と思われがちですが、実はその前にとても大切な考え方があります。

それが アルゴリズム です。


アルゴリズムとは?

アルゴリズムとは、問題を解決するための手順や方法のことです。

「どんな作業を」「どんな順番で」行うかを考えることが、アルゴリズムを考えるということになります。

身近な例:カレーを作る手順

  1. 材料を切る
  2. 炒める
  3. 煮込む
  4. 盛り付ける

このように、作業の流れを順番に整理したものがアルゴリズムです。


プログラムとアルゴリズムの関係

アルゴリズムとプログラムは、よく混同されがちですが役割が異なります。

  • アルゴリズム:手順を考える
  • プログラム:その手順をコンピュータに伝える

アルゴリズムを、プログラミング言語を使って形にしたものがプログラムです。

流れで表すと、次のようになります。

  • アルゴリズム(手順を考える)
  • プログラム(コードにする)
  • 実行(コンピュータが動く)

アルゴリズムを考えるときの基本

アルゴリズムでは、処理の流れだけでなく、データの扱い方も考えます。

データを入れておく「領域」

アルゴリズムでは、計算や処理の途中で使うデータを一時的に保存するための場所を用意します。

このデータを保存する場所を、プログラミングでは 変数 と呼びます。

  • データを格納するための入れ物が「変数」
  • 1つの変数には1つのデータだけが入る
  • 新しい値を入れると、前の値は上書きされる

アルゴリズムの基本的な考え方

どんなに複雑な処理でも、アルゴリズムは次の基本的な考え方の組み合わせでできています。

アルゴリズムの3つの基本構造

  • 順次処理
    上から順番に処理を実行する
  • 分岐処理
    条件によって処理を分ける
  • 反復処理
    同じ処理を繰り返し実行する

この3つを理解することが、アルゴリズム理解の第一歩になります。


アルゴリズムを理解するための「トレース」

アルゴリズムを学ぶ上で重要なのが トレース です。

トレースとは、処理を1つずつ追いながら、データの変化を確認する作業のことです。

トレースの目的

  • 正しく動作しているか確認する
  • 間違いやバグを見つける
  • 処理の流れを理解する

トレースの基本手順

  1. 入力する値を決める
  2. 処理を順番に追う
  3. 変数の値を書き出す
  4. 最終結果を確認する

まとめ

アルゴリズムは、プログラミングの前に必ず考える設計図のようなものです。

  • 手順を整理する
  • データの流れを考える
  • 処理を分解して理解する

次回は、これらのアルゴリズムを見える形にする方法として、
フローチャートについて解説していきます。