2026.01.31アルゴリズム #3TECH BLOG

アルゴリズム #3|フローチャートで手順を「見える化」する

これまでの記事では、アルゴリズムの考え方や、
データを並べたり探したりする代表的な処理を紹介してきました。

今回はその続きとして、
アルゴリズムを図で表現する方法である「フローチャート」について解説します。


フローチャートとは?

フローチャートとは、
問題を解決する手順(アルゴリズム)を図で表したものです。

文章だけでは分かりにくい処理の流れを、
図形と矢印を使って「見える化」することで、理解しやすくなります。

プログラムを書く前にフローチャートを作成することで、
処理の抜けやミスに気づきやすくなるというメリットがあります。


なぜフローチャートを使うのか?

フローチャートを使う理由は、大きく分けて次の3つです。

  • 処理の流れを整理できる
  • 他の人に説明しやすくなる
  • プログラムに落とし込みやすくなる

特に初心者のうちは、
いきなりコードを書くよりも、まずフローチャートを書くことが効果的です。


フローチャートで使われる主な記号

フローチャートでは、処理の種類ごとに決まった図形を使います。

よく使う基本記号


最初はすべてを完璧に覚える必要はなく、
「何をしている処理か」を意識することが大切です。


フローチャートとアルゴリズムの関係

フローチャートは、新しいアルゴリズムを生み出すものではありません。

すでに考えたアルゴリズムを、
分かりやすく整理して表現するための手段です。

そのため、

  • アルゴリズムを考える
  • フローチャートにする
  • プログラムを書く

という流れで進めると、理解しやすくなります。


フローチャートで意識したいポイント

① 上から下へ流す

フローチャートは、
上から下、左から右に流れるように書くのが基本です。

処理の向きがバラバラになると、読みづらくなってしまいます。

② 1つの処理はシンプルに

1つの図形に、たくさんの処理を書きすぎないようにしましょう。

「この処理は何をしているか?」が、
一目で分かる状態が理想です。

③ 条件分岐を意識する

「もし○○だったら」「そうでなければ」
といった分岐は、フローチャートで特に重要なポイントです。

判断の結果ごとに、
どこへ進むのかを明確にします。


フローチャートは「考えるための道具」

フローチャートは、
きれいに描くことが目的ではありません。

自分の考えを整理するための道具として使うことが大切です。

多少形が崩れていても、
処理の流れが理解できれば問題ありません。


まとめ

フローチャートは、アルゴリズムを理解し、
プログラムへ落とし込むための重要なステップです。

  • 処理の流れを整理できる
  • 考えを可視化できる
  • コードを書く前の設計図になる

次回は、
フローチャートを実際にプログラムへ変換する考え方を解説していきます。