2026.02.24アルゴリズム #6TECH BLOG

アルゴリズム #6|デバッグの考え方

この記事でわかること

  • デバッグとは何か
  • なぜバグが起きるのか
  • 初心者がやるべきデバッグ手順
  • トレースとの関係

デバッグとは?

デバッグとは、プログラムの間違い(バグ)を見つけて修正することです。

プログラムは必ずバグが出ます。
大切なのは「バグをなくすこと」ではなく、
バグを正しく見つけられる力をつけることです。


なぜバグは起きるのか?

主な原因は次の3つです。

  • ① 条件の書き間違い
  • ② 変数の更新ミス
  • ③ 処理の順番ミス

つまり、
ロジックのズレが原因です。


例:よくあるバグ

コード

int total = 0;

for (int i = 1; i <= 5; i++) {
    total = i;
}

System.out.println(total);

質問

1~5まで足し算するつもりなのに、結果は「5」になります。
なぜでしょうか?

原因

total = i;

となっているため、
毎回「上書き」しているからです。

正しくは:

total += i;

です。


初心者向けデバッグ手順

① まずトレースする

変数の変化を書き出します。
「思っている値」ではなく「実際の値」を確認します。

② 期待する結果を書く

「本当はどうなってほしいのか」を明確にします。

③ ズレを探す

どこで期待と違う値になったのかを探します。

④ 1行ずつ疑う

条件式・更新式・初期値を順番に確認します。


printデバッグという方法

途中で値を表示させる方法です。

System.out.println("i=" + i + " total=" + total);

ループの中に入れると、
変数の変化が見えるようになります。


トレースとの関係

  • トレース → 紙で追う
  • デバッグ → 実際に直す

トレースができる人は、
デバッグも必ず上達します。


初心者がやりがちなNG行動

  • なんとなく書き直す
  • 全部書き直してしまう
  • エラーメッセージを読まない

バグ修正は「感覚」ではなく「確認作業」です。


まとめ

  • バグは必ず出る
  • トレースが基本
  • ズレを見つけるのがデバッグ
  • print文を使って確認する

書く力よりも、
直す力のほうが重要です。

デバッグ力がつくと、プログラミングは一気に楽になります。