2026.04.16労務あるある~電子申請への道3TECH BLOG

【実録】GビズIDの具体的な取り方は? 弊社が実際に踏んだ手順と「つまづきポイント」

 

前回の記事で、税務署からの電話をきっかけに「電子申請」の重要性をお伝えしました。そこでまず必要になるのが、法人共通認証基盤である**「GビズID(gBizIDプライム)」**です。

幸い、弊社ではすでに取得済みですが、これから準備する方や「どうやって取ったの?」と聞かれた時のために、具体的な手順と注意点をまとめました。


1. GビズIDには3つの種類がある

まず知っておきたいのが、IDには種類があるということです。会社として電子申請をフル活用するなら、**「gBizIDプライム」**一択です。

  • gBizIDプライム: 行政手続き(社会保険・補助金など)のすべてが可能。(法人の代表者向け・印鑑証明が必要)

  • gBizIDメンバー: プライムから発行される、従業員用のアカウント。

  • gBizIDエントリー: 即時発行できるが、機能が限定的(補助金の試行など)。


2. 取得までの「4ステップ」

弊社が実際に行った、gBizIDプライム取得の流れがこちらです。

ステップ①:オンラインで基本情報を入力

GビズID公式サイトの申請フォームに、法人番号、名称、代表者名、住所などを入力します。

ステップ②:申請書のダウンロードと印刷

入力が終わるとPDFの申請書が作成されるので、印刷します。ここがポイントで、「実印(代表者印)」の捺印が必要です。

ステップ③:必要書類を「郵送」する

デジタル化のためのIDなのに、最初は「郵送」が必要なのが意外な落とし穴です。

  • 作成した申請書(実印捺印済み)

  • 印鑑証明書(発行日より3ヶ月以内の原本)

  • (チェックリスト)

これらを「GビズID運用センター」へ郵送します。

ステップ④:メール承認で完了

郵送から1週間〜2週間ほど(時期によります)で、代表者宛にメールが届きます。メール内のURLをクリックしてパスワードを設定すれば、ついに「GビズID」の誕生です!


3. ここが大変だった!「つまづきポイント」3選

実際に手続きをした際、以下の点に注意が必要だと感じました。

  1. 印鑑証明書の有効期限: 「3ヶ月以内」の原本が必要です。わざわざ取りに行く手間を考慮して、早めに動くのが吉です。

  2. 住所の完全一致: 登記簿上の住所と、入力した住所が1字1句(「1丁目1番地」か「1-1」かなど)違っても差し戻される可能性があります。

  3. スマホ(または携帯電話)が必須: ログイン時にSMS(ショートメッセージ)による2段階認証が必要です。会社の共通スマホか、担当者の携帯を登録する必要があります。


4. 取得した後の「次のステップ」は?

IDが手元に来たら、いよいよ「攻めのバックオフィス」の開始です。

  • **jGrants(Jグランツ)**で補助金を探す

  • e-Govで社会保険の手続きを試してみる

  • eLTAXと連携して地方税をスマートにする


まとめ:準備は意外とアナログ、でも効果は絶大!

「GビズID」の取得自体は、一度やってしまえばこっちのもの。最初だけ「郵送」や「実印」というアナログな壁がありますが、それを越えればデジタルな快適さが待っています。

弊社もこのIDを使って、どんどん事務作業を効率化していく予定です!

次回へつづく……。