「電源ボタンを押してもAppleロゴから進まない」「画面が真っ暗なまま起動しない」など、Macが突然正常に動かなくなると焦ってしまいますよね。そんなときにまず試したいのが「セーフモード(Safe Mode)」での起動です。
セーフモードとは、必要最低限のシステム(拡張機能などをオフにした状態)だけでMacを起動するモードです。起動時にディスクの修復やキャッシュの消去を自動で行ってくれるため、これだけで不具合が直ることも珍しくありません。
【CPU別】Macをセーフモードで起動する手順
Macのモデル(Appleシリコン搭載か、Intel製プロセッサ搭載か)によって、セーフモードの起動手順が大きく異なります。ご自身のMacに合わせて試してください。
1. Appleシリコン搭載Macの場合(M1, M2, M3, M4など)
近年の新しいMac(MacBook Air/Pro、iMac、Mac miniなど)はこちらの手順です。
- 1. Macの電源を完全に切ります(システムが終了するまで数秒待ちます)。
- 2. 本体の電源ボタンを長押しし続けます。
- 3. 画面に「起動オプションを読み込み中…」と表示されたら、指を離します。
- 4. 起動ディスク(通常はMacintosh HD)を選択します。
- 5. 「Shift」キーを押しながら、その下にある「セーフモードで続ける」をクリックします。
2. Intel製プロセッサ搭載Macの場合
少し古めのMac(2020年以前の一部のモデルなど)はこちらの手順です。
- 1. Macの電源を完全に切ります。
- 2. 電源ボタンを押してMacを起動し、すぐに「Shift」キーを長押しします。
- 3. 画面にAppleロゴと進捗バーが表示されたら、「Shift」キーを離します。
- 4. ログイン画面が表示され、画面の右上に「セーフブート」と表示されていれば成功です。
セーフモードで起動できた後にやるべきこと
無事にセーフモードで起動できたら、以下の確認や作業を行いましょう。
- そのまま再起動してみる:セーフモード中に自動で行われるディスクチェックやキャッシュ削除により、通常の再起動だけで問題が解決するケースが多々あります。
- 直前に入れたアプリを削除する:不具合が起きる直前にインストールしたアプリや、設定を変更した項目があれば、セーフモード中にアンインストールや元に戻す作業を行います。
まとめ:解決しない場合は修理の検討を
セーフモードでも起動しない、あるいはセーフモードでは動くものの通常起動するとやはり動かないという場合は、OSのシステム自体が深刻なダメージを受けているか、ハードウェアの故障の可能性があります。その場合は、バックアップを確認した上でAppleのサポートへ相談することをおすすめします。