「しっかり寝たはずなのに、朝から体が重い…」 「夜中に何度も目が覚めてしまう…」
連日の暑さやクーラーによる冷えも相まって、夏の終わりは睡眠の質が下がりやすい時期です。
実は今、世界中のビジネスパーソンやアスリートの間で「睡眠の質=日中のパフォーマンスを左右する最大の投資」として、睡眠科学(スリープテック)への関心が高まっています。
今回は、忙しい毎日でも今日から実践できる「朝すっきり目覚めるための夜のルーティン」をご紹介します!
深い睡眠(熟睡)を得るためのカギは、「深部体温(体の中心の温度)」のコントロールです。
仕組み: 人間は、上がった深部体温が急激に下がっていくプロセスで強い眠気を感じます。
実践法: 就寝の90分前に38〜40度程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かるのがベスト。お風呂上がりから90分かけて体温が下がっていき、
ベッドに入る頃には自然と心地よい眠気が訪れます。
「ベッドに入ってからのスマホいじり」が睡眠に悪影響を与えるのは知られていますが、その理由は脳の勘違いにあります。
メラトニンの分泌ストップ: スマホの画面から出るブルーライトを浴びると、脳が「今は昼間だ!」と錯覚し、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を止めてしまいます。
実践法: 就寝1時間前からはスマホやPCを遠ざけ、間接照明などの薄暗い光で過ごすのが理想です。どうしても見たい場合は、画面の明るさを最低限にしてナイトモードを活用しましょう。
「明日やるべき仕事」「やり残したタスク」が頭をよぎって寝付けないことはありませんか?
ブレインダンプ(脳のメモ出し): 寝る前に、頭の中にある「気になること」「明日やること」をノートや紙に書き出してみましょう。
効果: 脳に「これは紙に記録したから、今夜は覚えておかなくて大丈夫」と認識させることで、緊張状態(交感神経)からリラックス状態(副交感神経)へとスムーズに切り替わります。
最高の夜を迎えるためのルーティンは、実は「朝」から始まっています。
体内時計のリセット: 朝起きてすぐに太陽の光を浴びると、体内の生物時計がリセットされます。
16時間後の眠気: 朝光を浴びてから約14〜16時間後に、再び睡眠ホルモン(メラトニン)が分泌される仕組みになっています。つまり、朝の光が夜の熟睡予約スイッチなのです!
睡眠の質が高まると、日中の集中力や判断力がアップするだけでなく、免疫力向上やストレス軽減にも大きな効果があります。
まずは「今夜はお風呂にゆっくり浸かる」「寝る前のスマホを15分早めに置く」など、できそうなものを1つだけ試してみませんか?